ウォーキング

こんにちは 菅野です。

今回は数年前にハマったウォーキングのお話。

実は、数年前ウォーキングがマイブームだったことがあります。最初は、「健康のためにウォーキング」という位置づけだったのですが、だんだんエスカレートして、いつの間にか壮大な計画に変わっていったのです。

散歩を始めたころは、1時間も歩くともう心も体も満足して、行った先でお茶をして電車で帰ってくる、という軟弱な散歩。その内少し距離を延ばす、名所旧跡なぞを巡る、お茶した後にも歩いて帰る、と少しずつ距離が延び時間も長くなり。そのころ一緒に散歩していたのが、まだ若い元気な姪。 どんどん進む。行った先で巡り合った素敵なパン屋さんでパンを買い、お茶をして帰りも歩く、という訓練をしてくれたのです。

おかげで1時間が2時間となり、3時間も歩けるようになりました。1時間4kmとして3時間で12km。これが歩ければ、あの東日本大震災の時のように、電車が無くなっても頑張って歩いて帰れる。そうだ、会社から自宅まで、どのくらい掛かるのか一度試してみよう。そんな気持ちになってくる。それまでピンヒールだった私。ついに、通勤のピンヒールを止めて、スニーカーを導入。歩いて自宅に帰ってみることに。すると、世の中結構歩いている人がいる。新宿からずーと前を歩くお兄さん。早い。早歩きで追いすがり、信号で追いつく。そんなことでたいぶ訓練をして頂きました。見知らぬお兄さんありがとう。

夜のウォーキングはいいですね。日焼けの心配がない。東京はどこまでも街の明かりが続く。住宅街も街灯が充実。大分なだらかに整備されたのでしょうが、アップダウンのある地形。急坂が結構ある。ルートも沢山。Goolgeマップで現在地から自宅までのルート検索をすると、3ルート提示してくれる。途中でまた検索するとその地点からの3ルートが提示される。Googleの提示する最短距離はなかなかマニアックで面白い。

いろいろなルートで辿っておくと、地形を含めた地図が把握でき、災害時に役に立ちそう。楽しそうなお店に遭遇する。こんなところに記念館?みたいな発見もある。住宅街の道端に大きな欅、桜、銀杏。曲がりくねった路地。急坂をうずめた住宅地。けっこうな高級住宅街なんだろうけどこの崖地ってどうなの? 山手線の内側は隈なく何かに利用されてますね。

そのうちに、都内のビルや住宅地の景色から脱却したくなる。長期的な計画がいいな。「そうだ、京都行こう!」と思いつく。東海道はありふれてるから、旧中山道を徒歩で辿ってみるのはどうかしら。そう思って「旧街道歩き」でネット検索をしてみると、出てくる出てくる。地図も出版されている。ネットのガイドやブログも沢山ある。凄い! 同好の士たくさん。こうして京都までの徒歩旅行、という壮大な計画が現実味を増していくのでした。

長くなりましたの。この続きはまた次回。乞うご期待。