手作りラー油

こんにちは。青野です。

先日家族がラー油を作ってくれました。
私は完全ノータッチでいつも作ってくれているのですが、
作ったときの写真と工程を教えてくれたのでご紹介したいと思います。

基本の材料は食用油、さや唐辛子、粉唐辛子、
青ねぎ、玉ねぎ、ニンニク、ショウガです。
その他に我が家では花椒、五香粉、ゴマ、ピーナッツを加えています。

油はゴマ油だと風味がよいですが、サラダ油でもOK
サラダ油と混ぜるとさっぱりした感じになります。
我が家ではゴマ油だけの方が豪華な感じがする、
というくらいの理由でゴマ油オンリーで作っています。

画像の量を唐辛子を使うと
結構辛めになります

唐辛子は韓国唐辛子などの辛すぎないものが良いそうですが、
なかなか手に入れづらいので普通のさや唐辛子、
粉末唐辛子として一味唐辛子を使っているそうです。

花椒はホールがベストですが、やはり手に入れづらいので
S&Bの粉末のものを使っています。(小さじ1杯~お好みで)
爽やかな風味と中華料理でいうところの
「麻(ピリピリしびれるような辛味)」が加わるので入れた方が絶対にいいです。

五香粉は中国の代表的なミックススパイスです。
八角、クローブ、シナモンなどが入っており、中華料理らしい香りが加わります。
家族が中華料理を作る際にはとりあえず入れるという謎のこだわりがあり、
雰囲気で少し入れているだけなのでなくても大丈夫です。

ニンニクとショウガはスライス、玉ねぎはみじん切り
ねぎは青いところのみで2本分くらい

ゴマとピーナッツは香り兼具材(食べるラー油風)として加えています。

それでは工程を紹介します。

1.ニンニクと玉ねぎをそれぞれ焦げないように火を通す
  (フライドガーリックとフライドオニオンを作る)
  火を通したものはそれぞれ分けておき、油を残したまま2.に進む
2.さや唐辛子と青ねぎ、ショウガを油と一緒に鍋(フライパン)に入れ、
  1.の油に香りを移す
3.油に香りが移ったら、金属製のボウルなど耐熱容器に
  粉唐辛子、花椒、ピーナッツ、ゴマ、(あれば)五香粉を入れ、上から熱々の1.をかける
  ※油を入れる前に均等に混ぜておく
4.粗熱が取れたら1.で作ったフライドガーリックとフライドオニオン、
  3.を煮沸消毒した容器に移し、完成
  ※青ねぎは取り除き、さや唐辛子は保存容器のサイズに合わせて取り除く
  ※保存は冷蔵庫で。

1.と2.で材料を焦がしてしまうとすごーーーく苦くなってしまって
台無しになってしまうのでともかく焦がさない!ことが重要だそうです。
特に1.の工程のニンニクと玉ねぎは火が通るスピードが違うので
別々で作るのがおすすめだそうです。
火傷にもご注意ください。

工程がシンプルな分、手をかける必要がありますが、
手作りはなんと言っても香りがいいです!
ゴマ油と花椒のおかげで香りが強く、唐辛子も多めなので、
市販品には中々ない風味、少量でパンチのある味を楽しめます。
ニンニク・玉ねぎ・ピーナッツ・ゴマと具も入っているので食べるラー油のようにも使えます。

我が家では中華はもちろんのこと、
鍋料理、スープ(わかめ、卵など)、冷奴、厚揚げ、焼肉、
アジア系の料理(フォー、カオマンガイなど)、
その他パンチや香りの強い辛味が欲しい!というときに使っています。

単なる辛味足しの調味料ではなく、
料理に風味を加えて味を引き立て、美味しくしてくれるというところが最高です。
作ってもらうのももう3度目くらいですし、
もう市販品買わなくていいな…というくらいには気に入っています。

ラー油を作ったら担々麺を作る
というこだわりもあります

というわけで家庭で作るラー油のご紹介でした。

  • aono