ホラー映画を観ませう

こんにちは。
ホラー映画大好きっ子の志村です。
恐怖で暑さを吹きとばせ!ということで、私がヘビロテしているホラー映画を4本ご紹介したいと思います。

私の超個人的なホラーの定義は所謂”超常現象”や”悪魔憑き”などの霊とかオバケの類で、スプラッタやゾンビのように物理で襲いかかってくる恐怖ではなく、映画を観た後に「あそこのドア、開いてたっけ…?」「やけに背後が気になる」「寝ている時に目を開けたら、枕元に何かが””居る””かもしれない」など、後を引く怖さを持つものです。

ホラー映画鑑賞は夜中の2時くらいから観始めるのがオススメです。
悪魔の力が強くなる午前3時頃、ちょうど物語中盤に差し掛かるようなイメージで。
そして部屋を暗くし、できればヘッドフォンで……(フッフッフ)。

以前、上記環境でホラー映画を観ていたら、丁度固唾を呑むシーンで

バキバキバキバキっっっっっ!!

と物凄い破壊音がして飛び上がったことがありました。
背後にあった扇風機が壊れた音だったのですが、自宅にいながらにして4DXを体験したような出来事で
なんだかお得感がありました。(扇風機が壊れているので大損なんですが……)

では…… Let’s get started!

ディスコード(原題:The Pact)2012年作

イチオシの作品です!なぜもっと話題にならなかったのか謎なくらい好きな作品です。
ほとんどサウンドトラックが入らず、SEも抑えておりホラー映画によくある“音による仕掛けの煽り”が無く、静かな物語運びがたまりません。
ここでは多くは語りません。是非ご覧になって体験してください。


残穢 -住んではいけない部屋- 2016年作

ほとんどの人が切っても切れない賃貸物件で起こる怪。(一戸建てでも起こる怪)
わたしたちがいつ遭遇してもおかしくない身近な怪。
イヤですね~。
話せば祟られる、聞くだけでも祟られるという物騒なお話。
“関わったら負け”といえば「呪怨」が有名ですが、こちらは静かな呪怨といった風情です。
静かな映画で、見逃してしまうかもしれない“そこにある怖さ”が散りばめられています。最後まで画面から目を離さず、ぜひじっくりとご鑑賞ください。


エミリー・ローズ(原題:The Exorcism of Emily Rose)2005年作

ホラー映画のくくりながら、内容は裁判劇です。
悪魔憑きか、精神疾患だったのかというところで争われるのですが、主演のジェニファー・カーペンターの演技が凄まじく怖すぎてどう考えても悪魔憑きなんですけど!
ジェニファー・カーペンターの“怖い演技”のボディコントロールが素晴らしくて、「精神疾患」を主張するトマス検事だってきっとエミリーと二人きりで狭い部屋に閉じ込められたら、十字架を目の前にかざして命乞いをするに違いありません。

劇中の「(悪魔の存在を)信じなくても自分は守れないぞ」という言葉が印象的で、ずっと心の奥底で“怖さ”を引きずっています。
「信じていなくったって取り憑かれるし襲われるし殺されるかもしれない」という怖さ。

また、この作品はアンネリーゼ・ミシェル(Anneliese Michel)という人物に実際に起った事件をモチーフにつくられています。
アンネリーゼについて調べたりしながらこの映画をみると、よりいっそう怖さに奥行きが出て楽しめるはずです。


エクソシスト(原題:The Exorcist)1973年作

1973年作、なんと47年前の作品。凄い!
様々なホラー映画を観たけれど、やっぱりこの作品に戻ってきてしまうホラー映画の金字塔。
音楽・演出・演者すべて素晴らしい傑作です。
幸せな日常と美しい娘が少しずつ壊れていく怖さ…秀逸ですね!
この時代のファッションも素敵で、作中クリス・マクニール役エレン・バースティンのファッションを見るのが楽しいです。
そして「この子は病気である」と信じた医師たちが施す当時の最新医療の様子が興味深いです。

あまりにも有名すぎて避けてしまっている方は、是非この機会にオススメしたい名作です。



最後に、少し前に話題になったこんなツイートで〆たいと思います。

心理学者によると“辛い食べ物”や“ジェットコースター”や“ホラー映画”が好きな人って『痛覚や恐怖体験を認識した時に、防衛本能で生じるエンドルフィンという脳内麻薬が分泌するんだけど、この脳内麻薬に取り憑かれてる状態』らしい。つまりドMです。 pic.twitter.com/2s2XDEeP9M— ふじむらたいき@行動心理の専門家 (@fujifujizombi) July 11, 2020