「旧中山道」街道をゆく 4

こんにちは 菅野です。

「旧中山道」街道をゆく その4。

4日目、埼京線桶川駅から街道へ。宿場の真ん中から続きを始めます。

観光案内所があって、桶川宿には立派な稲荷神社があるので見ていってね、とご案内いただきました。

紅花の種もいただいたりして。

稲荷神社には、立派な鳥井と来歴や見どころを書いた案内板があり、いきなり訪ねても楽しめます。

埼玉県は案内板に力をいれているみたい。

稲荷神社の鳥居と案内板

街道沿いには、やたら立派な民家、本宿の案内板、十三佛と言われる仏様など、神社、仏閣が散見されます。

この立派な民家はどんな方がお住まいなのでしょうね。

妄想しながら眺めます。

民家、本宿案内板、十三佛

更に行くと、天神社、天照山勝願寺

左右の狛犬が可愛い天神社 算額が奉納されている。
天照山勝願寺 仁王門と本堂の左右の狛犬

天照山勝願寺は、春の桜の名所だそうですが、晩秋の曇り空は寒々しい。

でも、立派な仁王門、鎌倉時代創建の古刹で徳川家の庇護を受けて栄えた寺院だそう。

桜のころは見事でしょうね。

このころの私は、狛犬フェチ! よく見るとみんな違うお姿なの。

そして漸く鴻巣宿

やっぱり案内板

人形の町で、人形屋さんがたくさんありました。

何故か、写真が一枚もない。

無いといえば、ここ鴻巣宿のご当地グルメに「いがまんじゅう」という饅頭があります。

買って食べたはずなのに、何故か写真がない。仕方がないから鴻巣市のHPより拝借

いなか饅頭の表面を赤飯で覆ったりまぶしたりしたおまんじゅう。ボリューム満点。

市内には、いがまんじゅうを扱う和菓子屋さんが沢山。ご当地グルメなんですね。

美味しかった。素朴な味です。

埼玉県、案内板が充実。ただし昔をしのぶ建物はあまりない。神社仏閣のみ。

だから、立看が必要なんでしょうね。

中山道の道標も分かりやすく、沢山分岐路には建てられていました。しかも新しい。

鴻巣宿を過ぎて漸く田んぼが出現。ようやくです。

日本橋からずーーーっと、ずーーーっと市街地、住宅地でした。

江戸時代の箕田追分周辺図と比べるべくもない。

池田英泉の「鴻巣・吹上富士」はこのあたりで描かれた という石碑もありました。

江戸時代はここからあんなにはっきり富士山が見えたんだ。ビックリ

街道は、高崎線を超えて、間の宿(あいのしゅく)吹上に到着。

高崎線吹上駅にて4日目終了。

桶川駅10時出発、吹上駅着16:22  高崎線同区間:15分

4日目: 埼玉県桶川宿 ⇒ 吹上駅 16.1km

    所要時間:6時間22分(休憩時間含む)