「旧中山道」街道をゆく 1

こんにちは 菅野です。

今回は「旧中山道」街道をゆく その1。

旧中山道をお江戸日本橋から京都まで徒歩で行く、という「旧街道歩き」。散歩の延長線上にこんな壮大な計画たて、しかも実行するなんて。 アホ。

もちろん、江戸時代の旅人のように、連続で歩き続けることはできません。お休みごとにA地点からB地点、次のお休みでB地点からC地点、という辿り方です。果たして本当に京の都までたどりつけるのか⁉

そんな訳で、2015年10月のある晴れた日、日本橋から旧中山道をたどる旅が始まりました。日本橋から三越前、神田、万世橋を過ぎ、神田明神へ。お参りをして早速参道の甘酒屋さんで一休み。結構お客さん沢山いました。飲む点滴。

本郷通を進み旧加賀藩邸の東大前、ひたすら中山道を進み巣鴨の観音様へ。もうこの辺でかなり疲れてきた。まだ7km強の道のりでしかない。江戸の人は、女でも日に30kmは行ったらしい。。。。。 土曜日の巣鴨商店街は大賑わい。人垣をぬって商店街の真っすぐな道を板橋宿に向けてひたすら進む。巣鴨からのこの道はあまり車が通らない住宅街の道。休日でもありのんびり歩く人が多く、時折暴走チャリンコが通るけれど、歩くには良い道です。途中、猿田彦神社に参拝。板橋宿へ。板橋宿は街道沿いに長い宿場町(上宿、仲宿、平尾宿)が形成されており、往事の繁栄を思わせる。今は幹線道路で分断されているけれど、住宅街と細い商店街の道路をはさんでとても活気のある仲宿商店街が楽しい。ここにお気に入りのパン屋さんがあるのです。美味しくてリーズナブル。このパン屋さんでパンを調達し近所の公園でお昼です。

商店街を抜けて石神井川を越え更に進む。住宅街が延々と続き、幹線道路が広々と走り、都営三田線志村坂上駅の手前に志村一里塚が立派に保存されています。ここからの道は住宅街にわずかに残る旧街道と幹線道路。幹線道路は道幅が広く車がバンバン走っていて、ビルが立ち並び景色が単調なため楽しくないのです。でも時折ショッピングセンターや大きなお店があって、休憩やトイレには困らない。しかし、かなり疲れてきました。新河岸川を越え荒川を超えたら、本日の旅は終了にしよう。荒川の渡しがあろうはずもなく、広い川幅をまたぐ橋をトボトボ超え、住宅街の可能な範囲の旧街道をたどり、戸田公園駅付近で本日は終了。夕焼けが赤く染まる中、戸田公園駅にカクカクする足を引きづって到着したのでした。



1日目: 日本橋⇒埼玉県戸田市本町四丁目交差点  17km

      所要時間:8時間(休憩時間含む)