夏の始まりと終わりはパソコンが動かなくなる時期です

こんにちは飯塚@静岡です。

6月の梅雨時期や9月の台風時期になりますと
お客さんから「パソコンの調子が悪い」というお話をよくいただきます。

ざっくり言うと「夏のはじめと終わりの時期」ですね。

パソコンは、特にお仕事で使っているパソコンは、
とにかく「熱・ホコリ・湿気」に弱いのです。

ですので、特に梅雨入りの6月になると
「起動しない!」「エラー連発」なんてことが多発します。
あとは台風が連発する9月あたりにも注意が必要です。
※注:たぶん気候に関係するので太平洋側で多いと思います。

メンテをしていないパソコンですと、
だいたい中古だと2~3年、新品だと3~5年くらいで
こんなことが起きます。

ご家庭のPCの場合は、それほど長時間使っていなければ
倍くらいの期間持つと思いますけれども、
これは必ず起きることです。
そういうもんです。

こうならない前に、チェックしてみましょう。
こういう状態の方はご注意ください

 1.ふたを開けて掃除をしたことない方
   =中はホコリだらけです。
    ある会社さんのPCではGブリさんの子供が
    お亡くなりになっていたこともありました

 2.省スペース型のデスクトップパソコンを使っている方
   =熱とホコリが貯まりやすく壊れやすいです

 3.パソコンの置き場所が風の通りが悪い
   =机の下とか3方がふさがれている等

 4.パソコンの置き場所がホコリが立ちやすい
   =ホコリは大敵です

 5.パソコンの置き場所が湿気が多い
   =ホコリ+湿気のコンボで壊れます

 6.パソコンを床に直置きしている方
   =湿気とホコリ満載です

 7.HDDの容量いっぱいに使っている
   =データ容量がいっぱいだとPCがフル回転して熱を発します

このような方は、 梅雨にはいる6月や
ちょうど今の時期の9月あたりに動かなくなる、
なんてことが多々あります。

もし、動かなくなってしまった方は、
社内の詳しい方、もしくは
お近くのパソコン専門店にご相談いただくとよいと思います。

パソコンの蓋を開けるのに抵抗のある方もいらっしゃると思います。
そういう方は、パソコン専門店にお電話して相談しましょう。

まだPCが問題なく動いてる方、
止まってしまう前に風通しの良い場所にすぐに移動しましょう。

夏時期のパソコン不具合の予防策としてご紹介しますと

1.お部屋の湿気を感じた場合は
  毎日最低1時間くらいはエアコンを回す。
  =部屋の中にある家電全部に好影響ですので、
   特に大型の薄いテレビも壊れやすいです。
   日々の電気代よりも、買替の方が費用かかります。

2.パソコンのカバーを外して掃除する
  =数年やってない方、恐ろしい量の誇りが出ますので
   ベランダとかでやった方がイイかも。
   ※保証が切れてしまう場合がありますのでご注意ください。
   ※デスクトップPCだけにしておきましょう。
   ※ノートパソコンは専門店さんに相談しましょう。

3.どうにかホコリを取る
  =掃除機やエアースプレーなどで
   吸排気部分のホコリを取るだけでも違います
   とにかくパソコンの中の空気を流しましょう!

4.ノートパソコンは、下を少し浮かせて扇風機で冷やす
  =熱を持ってしまっている場合、裏面や側面から吸気し
   キーボード部分から熱排気をしていることが多いので
   扇風機で手元あたりを中心に風をあてると冷えます。
  =専用のファンを使うのをおすすめします。
   「冷却パッド」で検索しましょう(2000-4000円程度)

あと、忘れやすいのが無線LANのルーターです。
めちゃめちゃ熱を持ちますので、接続エラーが起きやすくなります。

こちらも
 1. 周りにモノを置かない
 2.通気性をよくする
 3.扇風機や小型ファンを利用する

パソコンやルーターなどの機械は
とにかく「熱・ホコリ・湿気」に弱いのです。

夏を抜ければ、ある程度収まると思いますので、
上手にケアして乗り切りましょう!

ではまた。

Photo:飯塚