真面目に本の紹介<イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」>

こんにちは、エニイの小島です!

ここまでほのぼのとした雰囲気のエニイのスタッフブログではありますが、
ちょっと真面目に最近読んだおススメの本の紹介をさせて頂きます。

※ホントは新宿三丁目のフレンチトーストの美味しいお店にお昼休みに男一人で
(ここはツッコまないでください)行ってきたのですが、
肝心の写真を撮り忘れたので、急きょ真面目な話に切り替えます。。。
フレンチトーストのお店はまた写真撮ったら紹介します!

さて、本題に入りますと、
生きている上で「問題解決」は避けては通れません。
特にビジネスは「問題解決」の連続です。

個人的に改めて問題解決の質を上げるための思考法を知りたく、
評価の高いこの本を読んでみるに至りました。

さて、この「問題解決」の質を上げるためにどうしたらいいか?
本書には質の高い仕事をするための考え方のヒントがちりばめられています。

この「イシューからはじめよ」はyahooの安宅和人さんが2010年に出版、と古い本ではありますが、
ビジネスマンの間でベストセラーとなっています。
(糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」で2012年に糸井さんと安宅さんのインタビューが
特集ページになっていました。)
https://www.1101.com/ataka_kazuto/

特集ページになっていました。)
https://www.1101.com/ataka_kazuto/

本書では、生産性を高めるには質の高い仕事=「バリューのある仕事」でなければならないと述べられており、
根性論のような低い質のアウトプットを繰り返すアプローチでは、
高い質の仕事を生み出すことができない可能性が高いとも述べられています。

そのためには、顧客にとって課題の質=「イシュー度」の高い課題を絞りだすことから始め、
アプローチの課程でアウトプットの質=「解の質」を上げることが大切だと述べています。

簡単に冒頭を要約してお話しましたが、
これより後に「バリューのある仕事」を生み出すためのアプローチが書かれており、
問題解決能力が必要不可欠である弊社の業務において、
普段の課題に対する姿勢、思考方法を改めて見直すきっかけともなりました。

また、アプローチについても、基本的なロジカルシンキングなどの
問題解決ツールで使用するフレームワークも抑えつつ
(表層的な論理思考ではダメと本書では述べていますが)、
多様な視点の具体例も交えつつ述べられています。

本書の体系化されたノウハウを身につけるのは一朝一夕ではないですが、
本当の「バリューのある仕事」をするためのおすすめの1冊となっております。
ぜひ、お手に取って読んでみてください。

安宅和人
英治出版 (2010-11-24)
売り上げランキング: 283
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