Blog

ブログ

Webマーケティング

5月25日施行「EU 一般データ保護規則」のGoogle解析での対処法について

こんにちは、飯塚です。
今日は、Googleアナリティクスのデータの保持設定についてです。

本日Googleから日本語で通知がございましたが、
5月25日施行の「EU 一般データ保護規則(GDPR)」に伴い
Googleアナリティクスデータの保持設定が導入されます。

初期設定では「26ヶ月間のデータ保持」で
2018年5月25日から全てのアカウントに対し自動導入となります。

この設定ですと
「27ヶ月より前のデータは、すべて削除される」
と言うことです。

GDPRですが、EU圏外だからといって無視できません。
EU圏から日本のあなたの管理するWebサイトを閲覧して
Googleで解析されていれば、対象の範囲になるようです。

ほとんどのサイトは日本の方に向けたものだと思いますので、
これを聞くとEU圏からのアクセスを遮断したくなりますが、
この流れは今後EUだけにとどまらないのではないかと思いますので、
この機会に考慮しておいた方が良いと思います。

と言うことで、データ保持期間の決定と
必要であれば設定の変更が
Googleアナリティクスを使用しているすべての方で必要になります。

アクセス解析に必要なデータの保持期間ですが、
これは私個人の見解になりますが、
Google推奨の26ヶ月間の保持で問題ないかと思っています。
こちらでよい場合は、設定の変更の必要はありません。

というのも、最近のネット環境は変化が激しく
3年前のデータを使うのは稀だと思います。
でも前年比はよく使いますので、2年は欲しいなぁ、と言ったところです。

ただ、この法令が施行されるとなると
今後はデータを保持しているだけでリスクが大きくなってしまうので、
あまり使わない3年前以前のデータは持っていない方がイイかな、という感じです。

ご参考いただければと思います。

(参考)
「EU 一般データ保護規則(GDPR)」について(ジェトロ)
https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Reports/01/dcfcebc8265a8943/20160084.pdf

今日はこの辺で。