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データマネジメント

データは世につれ… ~データ私的今昔~その1

はじめまして、ワイ子です。
マニアK又さんと違ってうんちく苦手系の私ですが、
ウン十年データに触れてきて感じてきたことをぼちぼちたれ流してみようかと思っております。

“私が仕事としてデータやデータのクレンジングに触れた最初っていつだったのか?”
今にも消えそうなほっそい記憶の糸を辿ってみた。

それは小売りの店頭にいたウン十年前、
“顧客台帳きれいにして!”という役割を仰せつかった時のこと。
当時は完全に、紙です、紙!
ちなみにこの店、オープンから一年経過、
オープンイベントで片端から取得した顧客台帳が基本そのまま放置
稼働分は、個々になんとなくファイリングされている状態
マネージャーは店の資産として一元管理したかったんだな、今から思うと。
ちなみに、その人の凄さを本当に実感したのは自分が同じ立場になってからでした。

やったこと、
1)氏名五十音順に「顧客台帳を並べ直す」(顧客マスターデータの作成)
その過程で同じものがあったらまとめる(名寄せです)
また、購買記録があるものとないものを仕訳する
情報に不備が多く、購買記録もないものはよける(削除フラグ)
基本情報が部分的に不備なものには付箋をつける
※因みに、顧客コードもちゃんと付与していましたが
人間がアナログで管理するにはやっぱり五十音順 (^^)v
2)顧客のランク分け(ABC分析)
購買記録のある顧客の金額集計
来店頻度および直近来店日で区分付与
3)担当者ごとに別途リスト作成
購買実績のある顧客を担当者ごとにリスト作成(顧客セグメント)
※必死こいて手書きしました・・・私、偉い!
販促対象として各自確認用
4)テレマーケティング(そんな言葉は知らなかったな)
対象は部分的に情報不備顧客とオープンイベント時来店購買のみの顧客
販促イベント等で来店を促すという内容で電話掛け(顧客情報クリーニング)

なんと、このリストを活用して定期的に販促を組み立て始めてから
計画達成率、万年ブービー賞だった店舗が、全国順位一桁常連の店舗になったのですよ。
リストが整理されていることの威力を生身で初体験したのでした。